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旅行用eSIMのデータ残量の確認と追加チャージ — 旅行中に使い切りそうなとき
旅行用eSIMのデータ残量の見方と、足りなくなったときの対応は商品によって違います。トリファはアプリで残量を確認して追加でき、Glocal eSIMは追加購入ではなく新規購入と案内しています。
記事内の料金は 2026年10月27日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。
目次
旅行の途中で「あとどれくらいデータが残っているのか」が気になったとき、確認する場所は使っているeSIMによって違います。足りなくなりそうなときに、同じeSIMへ容量を足せるのか、新しく買い直すのかも、商品ごとに案内が分かれています。
この記事では、トリファとGlocal eSIMの公式ページに書かれている範囲で、旅行中の残量の確認と、足りなくなったときの対応を整理します。あわせて、iPhone・Androidの設定画面でデータ使用量を見る方法を、Apple・Googleの公式サポートの案内にもとづいてまとめます。何GBあれば足りるかの目安は海外旅行のデータ容量の目安で、利用日数の数え方は有効期限と利用開始のタイミングで扱っているので、ここでは「旅行中に残りを確かめて、足す」ことに絞ります。料金は時期やプランで変わるため、金額は扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。内容は公式サイトの情報(2026年10月27日時点)にもとづきます。
この記事でわかること
- トリファとGlocal eSIMで、データ残量をどこで確認できるか
- 足りなくなったときに追加できるか、新しく買うのか
- 追加するときに、eSIMを入れ直す必要があるか
- iPhone・Androidの設定画面で使用量を見るときの注意

まず比べる — 残量の確認と追加の違い
| 項目 | トリファ | Glocal eSIM |
|---|---|---|
| 残量の確認 | アプリの「マイeSIM」画面 | 現時点では不可と案内 |
| 容量の追加 | アプリで追加チャージ | 追加購入は不可 |
| 足りないとき | 追加プランを購入 | 新規で購入 |
| 追加時の入れ直し | 英語版ガイドで不要と説明 | 新規購入分を設定 |
| 掲載のプラン | 1GBから無制限まで | LPは無制限プラン |
| 使い切ったあとの扱い | 公式ページで記載を確認できず | 無制限でもFUPの制限あり |
残量をアプリで確かめて、そのまま足せるかどうかが、二つの商品のいちばん大きな違いです。Glocal eSIMのLPに掲載されているのは無制限プランで、容量を使い切るというより、短期間に大量の通信をしたときの制限(FUP)に気をつける形になります。
トリファの場合
残量はアプリの「マイeSIM」画面で確認する
トリファの設定方法のコラムでは、アプリの「マイeSIM」画面で、購入済みプランのデータ残量をリアルタイムで確認できると案内されています。サービス解説のコラムでも、旅行中に「あとどれくらい使えるか」がひと目でわかると説明されています。
家族でまとめて使う場合は、家族アカウント管理の機能で、最大7名分のeSIMの残量確認やチャージを一括で行えると紹介されています。
足りなくなったら、アプリで追加チャージする
トリファは、残量が少なくなったらアプリ内で追加データを購入できると案内しています。イタリアの国別ページのFAQでは、物理SIMのようにカードを差し替える必要はなく、アプリで残データ量を確認して、足りなくなりそうなタイミングで追加するだけと書かれています。アメリカの国別ページでは、日数やデータを使い切っても現地からアプリで追加購入・チャージでき、滞在が延びたときも購入し直さずに継続して使えると説明されています。
追加チャージでできることとして、サービス解説のコラムの機能表には、データ容量の追加・日数延長・無制限プランへの切り替えが挙げられています。アメリカの国別ページのFAQには、容量指定のプランから始めて足りなくなったらチャージする使い方なら、最初から無制限プランを選ぶより費用を抑えられることがある、という案内もあります。
追加するときに、eSIMを入れ直す必要はあるか
トリファの日本語の公式ページでは、この点を明記した文を見つけられませんでした。トリファの英語版の韓国向けガイドでは、アプリで利用中のプランを選んで「Add data」または「Top up」をタップすると、追加分は既存のeSIMプロファイルに適用され、QRコードの読み直しや設定の変更は要らないと説明されています。同じガイドでは、大幅に多くのデータが必要になりそうなときは、容量の大きいプランを別に買い、データ通信の回線をその新しいeSIMに切り替える方法も挙げています。日本語のアプリ画面での手順は、追加する前にアプリで確認してください。
使い切ったあとの速度
容量指定のプランでデータを使い切ったあと、低速で使い続けられるのか、通信が止まるのかについて、確認した公式ページには記載が見当たりませんでした。無制限プランについては、デメリット解説のコラムで、1日の上限容量を設定していないため、それによって速度が落ちることはないと説明されています。わからない点は、アプリ内のチャットサポートで確認できます。日本人スタッフが24時間365日、日本語で対応していると案内されています。
Glocal eSIMの場合
利用容量の確認は「現時点ではできない」
Glocal eSIMのFAQでは、利用容量の確認について「現時点ではできません。今後準備予定です。」と案内されています。使用量の目安を知りたいときは、後半で紹介する端末の設定画面を見ることになります。ただし、端末の表示はGlocal eSIM側が数えている残量ではない点に注意が必要です。
容量の追加はできず、新規で購入する
契約のデータ通信容量を超えた場合の追加購入はできず、新規で購入するよう案内されています。利用期間の延長や容量の変更もできず、新しく申し込む形です。LPに掲載されている料金表は無制限プランの表で、無制限プランは「999GB」と表示されるとされています。データ量が少ないプランや他の国のプランは、別のページに用意があると案内されています。
新しく購入したときに気をつけること
新規で購入した分は、改めてプロファイル情報(QRコード)を受け取って設定します。プロファイル情報は即時発行でメールで届き、1つのQRコードは1端末にインストールする形です。FAQの長期プランの案内では、2つ目のeSIMを1つ目の利用終了の直前・直後にインストールするよう案内されています。先に2つ目もインストールしてしまうと、現地に到着したときに自動でアクティベートされ、利用が始まってしまうとされているためです。
無制限プランでも、FUPによる制限がある
無制限プランであっても、現地通信事業者のFair Usage Policy(FUP)により、短期間の大容量通信時には速度制限または通信制限が行われる場合があると案内されています。FUPの適用基準や制限内容、解除のタイミングは国・地域や現地通信事業者によって異なり、Glocal eSIMでは個別の基準や解除時期は案内できないとされています。動画視聴・テザリング・OSアップデート・クラウド同期などの大量通信に注意するよう書かれており、利用前に端末の自動アップデートやクラウド同期、写真・動画の自動バックアップをオフにすることがすすめられています。

端末の設定画面で使用量を見る
アプリで残量を確認できない場合や、どのアプリが通信しているかを知りたい場合は、端末の設定画面が手がかりになります。eSIMを入れると、Glocal eSIMの案内では、iOSは設定の「モバイル通信」内に、Androidは設定の「ネットワークとインターネット」の「SIM」内に回線が追加されます。
iPhone
Appleの案内では、設定アプリの「モバイル通信」を開き、下にスクロールすると、モバイルデータ通信量の多いアプリを確認できます。デュアルSIMで使っている場合は、選択したモバイルデータ通信用の番号で使った通信量を確認できるとされています。
表示される統計は「今回の支払い請求期間」のアプリごとの通信量で、ローミング時の通信量もまとめて確認できます。統計は「統計情報のリセット」をタップするとリセットできます。旅行用eSIMの残量そのものを示す画面ではないため、旅行の途中で見る場合は、いつからの数字なのかを意識して読みます。通信量を抑えたいアプリは、そのアプリのモバイルデータ通信をオフにすると、Wi-Fiしか使わなくなります。
Android(Google Pixel)
Googleの案内では、設定アプリの[ネットワークとインターネット]→[インターネット]を開き、携帯通信会社の横にある設定アイコンをタップすると、上部にデータ使用量の合計が表示されます。[アプリのデータ使用量]でグラフや詳細を見られ、期間は下向きの矢印で選びます。
[データ使用量の警告と制限]で警告を設定しておくと、使用量が設定した数値に達したときに警告が表示されます。容量の決まったプランを使うときは、残りが少なくなる前に気づく手段になります。
Googleは、設定アプリに表示されるデータ使用量は端末で測ったもので、携帯通信会社によっては異なる方法で使用量を測る場合があると案内しています。計測方法とプランの上限は、契約先に確認するようすすめられています。手順の一部はAndroid 8.0以降が対象で、メーカーが独自に手を加えたAndroidでは画面の名前や手順が違う場合があります。
使い切りそうなときの手順
- 残量を確かめる — トリファはアプリの「マイeSIM」画面で確認します。Glocal eSIMは利用容量を確認できないため、端末の設定画面の使用量を目安にします。
- 大量の通信を止める — 自動アップデートやクラウド同期、写真・動画の自動バックアップなど、知らないうちに増える通信をオフにします。
- 足すか、買い直すかを決める — トリファはアプリで追加チャージや無制限プランへの切り替えができます。Glocal eSIMは追加購入ができないため、新規で購入します。
- 新しいeSIMにしたら回線を確認する — 新しく買ったeSIMを使う場合は、データ通信に使う回線がそのeSIMになっているかを設定画面で確認します。
設定や回線の切り替えでつながらないときの確認は、海外でeSIMがつながらないときの確認ポイントにまとめています。パソコンやタブレットにテザリングすると通信量が増えやすいため、使う予定がある場合はテザリングのチェックリストも参考になります。
まとめ
- トリファは、アプリの「マイeSIM」画面で残量を確認でき、足りなくなればアプリで追加チャージや無制限プランへの切り替えができると案内されています。
- 追加時の入れ直しについて、トリファの英語版ガイドは、追加分は既存のeSIMプロファイルに適用され、QRコードの読み直しは不要と説明しています。
- Glocal eSIMは、利用容量の確認は現時点ではできず、容量の追加購入もできないため、新規で購入すると案内されています。LPの無制限プランでも、FUPによる制限がある場合があります。
- 端末の設定画面の使用量は、支払い請求期間やリセットした時点からの数字で、端末側の測り方です。eSIM側の残量とは別のものとして読みます。
- 内容は変わることがあるため、旅行前に公式サイトとアプリで最新の案内を確認してください。