本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 最終更新 2026年11月6日
通信の「実際どうなのか」を、実測で。 記事の作り方

PR記事内に広告リンクを含みます。

海外で日本の番号に電話・SMSが届くとき — 着信料の有無と認証コードの確認

海外では、日本の番号にかかってきた電話に出るだけでも着信料がかかると案内されていますが、SMSの受信は無料と案内されています。着信を止める設定は認証コードにも影響するため、出発前に確かめておきましょう。

記事内の料金は 2026年10月26日 時点で各社の公表情報を確認したものです。 最新の料金・提供条件は各社の公式サイトをご確認ください。

目次
  1. この記事でわかること
  2. 海外で電話を受けると、着信料がかかる
    1. 出ていないつもりでも、着信を受け取ってしまうことがある
  3. SMSの受信は無料と案内されている
    1. データローミングをオフにしても、電話とSMSは使える
  4. 着信を止める設定は、SMSの認証コードにも影響する
    1. 不在着信は、SMSで知らせてもらえる
  5. 旅行用eSIMには電話番号が付かないことが多い
  6. 出発前の確認リスト
  7. まとめ
  8. 参考にした公式情報

旅行用のeSIMでデータ通信をしていても、スマホの中には日本の回線が残っていることがあります。その番号には、海外にいても電話やSMSが届きます。電話に出ると着信料がかかるのか、銀行やアプリの認証コードのSMSは受け取れるのか。出発してから慌てないよう、日本の通信事業者の公式の案内で、「受ける」ことに絞って確かめます。

この記事は、公式サイトの情報(2026年10月26日時点)にもとづきます。料金は国や時期によって変わるため、金額は扱いません。最新の料金は各社の公式ページで確認してください。二つの回線の使い分けは日本の電話番号を残して旅行用eSIMでデータ通信で、データ通信料を抑える設定全般は海外旅行で高額請求を防ぐスマホ設定で扱っているので、ここでは触れません。

この記事でわかること

  • 海外で日本の番号への電話に出ると、着信料がかかるか
  • 海外でSMSを受信すると、受信料がかかるか
  • 着信を止める設定が、SMSの認証コードに与える影響
  • 電話番号が付かない旅行用eSIMを使うとき、電話とSMSをどこで受けるか

ホテルの机に置いたスマートフォン、パスポート、ノート、カップのイメージ

海外で電話を受けると、着信料がかかる

ドコモの案内では、海外では電話を受ける場合も通話料が発生します。かかってくる電話を日本から渡航先まで転送するため、着信側に「着信料」がかかる仕組みです。日本以外の国からかけてもらった場合も、同じ説明になっています。

事業者海外で電話を受けたとき公式に書かれていること
ドコモ着信料がかかる日本から渡航先へ転送される
au通話料がかかるライブ留守番電話に注意
ソフトバンク着信料が発生国・エリアごとに異なる
楽天モバイルアプリで扱いが分かれるiOS版Linkの注意あり
  • ドコモ — 着信時に「伝言メモ」機能で応答した場合も、着信料がかかると案内されています。
  • au — 海外で着信した場合でも通話料がかかると案内されています。国・地域によっては、発信ボタンを押した時点から通話料がかかる場合もあります。
  • ソフトバンク — 日本国内で着信を受けた場合は、着信側に通話料はかかりません。海外で着信を受けた場合は着信料が発生し、国やエリアごとに異なると案内されています。
  • 楽天モバイル — Rakuten Link(iOS版)を使っていて、相手がRakuten Linkを利用していない場合は、iOS標準の電話アプリに着信し、海外にいるときは着信料が発生すると案内されています。Rakuten Linkアプリを使う場合とOS標準のアプリを使う場合で扱いが分かれるため、自分がどちらで受けるかを確認します。

出ていないつもりでも、着信を受け取ってしまうことがある

auは、海外滞在中にiPhoneの「ライブ留守番電話」がオンになっていると、自動的に着信を受け取ってしまい、意図しない海外着信料金が発生すると注意を呼びかけています。「出ていないから大丈夫」とは限らないということです。iPhoneを使う人は、出発前に設定を見直しておきます。

SMSの受信は無料と案内されている

SMSについては、電話と扱いが違います。ドコモ・au・ソフトバンクは、海外でのSMSの受信を無料と案内しています。楽天モバイルの国際SMSのページでも、海外でSMSを受信する料金は無料です。

事業者海外でSMSを受信公式に書かれていること
ドコモ無料送信すると通信料が発生
au無料料金表は送信と受信で別
ソフトバンク無料電波が入れば自動で届く
楽天モバイル無料使うアプリで設定が違う
  • ドコモ — SMSは、送信した場合に通信料が発生します。メッセージを受信する場合は、通信料は発生しないと案内されています。
  • au — SMS(Cメール)の料金表は、送信と受信が分かれています。受信は無料です。
  • ソフトバンク — 受信は、電波が入るエリア内であれば自動的に届くと案内されています。
  • 楽天モバイル — AndroidでRCSチャットをオンにしていると、海外滞在中のSMSがOS標準のアプリに届く場合があります。Rakuten LinkアプリでSMSを受け取りたいときは、RCSチャットをオフにするよう案内されています。

無料と案内されていても、届くかどうかは別の話です。ドコモは、渡航先の通信事業者の通信事情などにより、SMSが正しく表示されない、受信自体できないことがあると案内しています。認証コードのSMSは、出発前の準備だけでなく、現地で届かなかったときの代わりの手段も考えておきます。

データローミングをオフにしても、電話とSMSは使える

旅行用eSIMでデータ通信をするときは、日本の回線のデータローミングをオフにするのが基本です。ドコモ・ソフトバンクは、データローミングをオフにしても通話とSMSは利用できると案内しています。auも、音声通話とSMSのみを使う場合の設定として、iPhoneでは「データローミング」をオフにする方法を案内しています。

ただし、機内モードにすると通話・SMS・データ通信が使えなくなります。ドコモは、機内モードのときはドコモからのお知らせSMSも受信できないと案内しています。楽天モバイルは、海外で通話・SMSを使うには「海外ローミング(データ通信)」の設定がオンになっている必要があるとしており、他社とは設定の考え方が違います。使う事業者の案内を、出発前に読んでおきます。

着信を止める設定は、SMSの認証コードにも影響する

不要な着信を避けるには、着信規制を使う方法があります。ただし、止める範囲によっては、SMSも届かなくなります。

事業者着信を止める設定SMSへの影響
ドコモローミング時着信規制届かなくなる
ソフトバンク国際着信全規制公式の文面からは不明
au機種により「海外ローミング中全拒否」機種の説明書で確認
  • ドコモ — 「ローミング時着信規制」は、日本でも海外でも設定できます。初期設定は「すべての着信を受ける」です。すべての着信規制を開始すると、音声、ドコモメール、SMSなどにおけるすべての着信ができなくなると案内されています。留守番電話サービスは、規制中も利用できます。
  • ソフトバンク — 「発着信規制」で、通話の発着信やSMSの送受信を制限できると案内されています。着信操作には、すべての着信を規制する「全着信規制」と、海外での着信をすべて規制する「国際着信全規制」があります。規制中にかけてきた相手には、ガイダンスで知らせます。全着信規制の場合は、海外でのソフトバンクからのお知らせ(海外お知らせメールなど)が受信できなくなるとも書かれています。認証コードのSMSが届くかどうかは、確認した範囲の公式の文面からは読み取れませんでした。
  • au — 確認できた現行の一般向けの案内ページには、海外での着信全体を止める設定の説明を見つけられませんでした。機種ごとの取扱説明書に「海外ローミング中全拒否」という項目があるものがあり、国際ローミング中の全着信を拒否すると説明されています。

つまり、電話に出ないために着信規制をかけたつもりが、認証コードのSMSまで止めてしまうおそれがあります。ドコモの案内どおりなら、認証コードが必要な日は規制を外すか、そもそも規制をかけずに電話に出ないようにするか、どちらかを選ぶことになります。

規制には、ほかにも注意点があります。

  • ドコモは、ネットワーク暗証番号を3回続けて誤入力するとロックがかかり、操作が行えなくなると案内しています。
  • ドコモは、一部のエリア・海外通信事業者では着信規制を設定できない場合があるとしています。設定できるエリアで規制をかけたまま設定できないエリアへ移動すると、解除の操作ができなくなる点にも注意が必要です。
  • ソフトバンクは、留守番電話・転送電話が設定されていると、全着信規制が正しく設定できない場合があるとしています。SIMカードやeSIMを交換した場合は、規制設定が解除されるので再設定が必要です。

不在着信は、SMSで知らせてもらえる

ドコモには、圏外で着信できなかったときや不在着信があったときに、着信日時と発信者の電話番号をSMSで知らせる「ローミング着信通知SMS」があります。無料で、初期設定は「開始」と案内されています。ただし、「すべての着信規制」をしている場合は、このSMSも含めて受信できません。

海外の石畳の通りのカフェでスマートフォンを手に持つイメージ

旅行用eSIMには電話番号が付かないことが多い

ここまでは、日本の回線に届くものの話でした。旅行用eSIMのほうは、電話とSMSを受けられるのでしょうか。公式の案内を確認すると、トリファとGlocal eSIMは、どちらも電話番号が付かない形です。

項目トリファGlocal eSIM
電話番号付きのプランは提供なし付与はない
SMSの受信できないと案内公式ページに記載なし
通話の代わりLINEなどの通話を案内LINEなどのデータ通話は可
  • トリファ — 現在、電話番号付きのプランは提供していないと案内されています。eSIMはデータ通信専用で、SMSを受信できません。SMSなど電話番号が必要になるサービスは利用できないため、電話番号での認証が必要なアプリは、日本にいるうちに登録を済ませておくよう案内されています。
  • Glocal eSIM — データ通信のみの回線で、電話番号の付与はないと案内されています。LINEなどのデータ通話は利用できます。SMSの受信については、確認した公式ページに記載を見つけられませんでした。
trifaPR

海外でアプリだけで通信を完結

Glocal eSIMPR

60か国以上の国と地域に対応

【Glocal eSIM】

電話番号が付かない旅行用eSIMは、データ通信を受け持つ役です。電話とSMSを受ける役は、日本の回線のままになります。そのため、前の章で見た日本の回線の設定が、そのまま「何が届くか」を決めます。LINEの認証など、電話番号が必要になる場面は海外旅行でLINEを使うときに確認したいことにまとめています。

出発前の確認リスト

  • 日本の番号への電話に出る予定があるか。出ない場合は、iPhoneの「ライブ留守番電話」も含めて設定を確認した
  • 認証コードのSMSを受け取る予定があるか。ある場合は、着信規制をかけていないか確認した
  • 着信規制をかける場合は、SMSも止まるかどうかを、事業者の案内で確認した
  • 日本の回線のデータローミングをオフにしても、通話とSMSが使えるか確認した(楽天モバイルは設定の考え方が違う)
  • 認証コードが必要なアプリの登録は、日本にいるうちに済ませた
  • 旅行用eSIMに電話番号が付かないことを理解した
  • 最新の料金は、各社の公式ページで確認した

まとめ

  • 海外では、日本の番号にかかってきた電話に出ると着信料がかかると、ドコモ・au・ソフトバンクが案内しています。楽天モバイルは、使うアプリによって扱いが分かれます。
  • SMSの受信は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルとも無料と案内されています。ただし、渡航先の通信事情により届かないことがあります。
  • ドコモの案内では、すべての着信規制をするとSMSの着信もできなくなります。認証コードを受け取る日は、規制の範囲を確かめてください。
  • トリファとGlocal eSIMは、電話番号が付かない旅行用eSIMです。電話とSMSを受けるのは、日本の回線になります。
  • 内容は変わることがあるため、出発前に各社の公式ページで最新の案内を確認してください。

参考にした公式情報